矯正治療の流れ
相談
矯正医によるおおよその治療期間および治療の流れ、料金をご説明します。
但し、矯正にまつわるごく一般的な話が中心で詳しい説明は検査・診断後になります。
矯正検査
パノラマ、模型、バイト、口腔内写真、顔面写真、セファロなど、診断に必要な検査を行います。
診断
検査資料をもとに、治療方針、期間、料金をご説明します。
例として「抜歯をして矯正を行うケースであるのか」、「治療開始のタイミング」など詳しくご説明します。
ここで、矯正治療を始めるか、今一度ご検討いただきます。
I期治療
ほぼ混合歯列期が対象です。
リンガルアーチ、FKOのような上下顎関係を是正する装置、ヘッドギア、2×4(4前歯をブラケットで配列)などを用いて矯正を行います。
FKO:上下の歯を噛み合せる事で下顎の成長を促す装置(受け口や出っ歯を治す装置)
エクスパンションスクリュー:上顎を横に広げる装置
II期治療
永久歯列が対象で、この段階から施術開始の人もいます。
上下顎全歯にブラケットをつけて、2年半前後の動処(月1回の調整による排列)。
保定
その後、リテーナー(保定装置)を動処と同期間以上使用してもらいます(2~6ヶ月毎の調整)。
その他の矯正
MTM
部分矯正(MTM…マイナー・トゥース・ムーブメント)とは、動かす歯を1本~数本に限定して矯正治療を行う方法です。
部分矯正はすべての症例に有効な治療法ではありませんが、短期間で施術することができ、補綴治療(クラウンやブリッジの治療など)やインプラント(人工歯根)治療を行う際に、歯の位置や傾斜などの歯並びの一部を事前に修正する場合や、隙間があいている前歯を移動させる、傾いている歯をまっすぐに修正する場合に有効な治療法です。
引っ張り出しによる治療例(エキストリュージョン)
ミニインプラント
歯を失ったまま放置すると、隣の歯が傾いてしまい、治療のためのスペースがない場合があります。
そのようなケースの場合、治療の前処置として、小矯正を行い、治療のためのスペースを確保します。
抜歯などの影響によって隙間ができ、大臼歯が手前に倒れこんでいます。
抜歯などの影響によって隙間ができ、大臼歯が手前に倒れこんでいます。
MTMによってできたスペースにインプラントもしくはブリッジを施して治療終了です。
インプラント矯正
インプラント矯正は基本的には一般的なワイヤーを使った矯正と同じような治療の流れで行われますが、矯正にかかる期間は通常のワイヤーを使った矯正よりもはるかに短くなります。
患者様の状態にもよりますが、場合によってはワイヤーを使用した矯正の半分程度の治療期間で矯正が終わることもあります。
矯正治療費
矯正相談 | 3,300円 |
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検査診断料 | 38,500円 (長崎大学にて矯正用レントゲン撮影料が別途約11,000円かかります。) |
診断説明料 | 1,100円 |
矯正治療費 | 1. 0期治療(乳歯列期矯正治療):33,000円 【装置代・検査料含む 毎月の調整料 1,100円】 2. I期治療:165,000円 3. II期治療:605,000円 (但しⅠ期→II期に移行する場合は、差額をいただきます) 矯正関連の抜歯 1本につき5,500円 4. 部分矯正 ・少数歯:165,000円(適応条件あり) ・片顎:297,000円 5. 矯正用ミニインプラント:1本33,000円 |
調整料(装置代と別途毎回です) | 1. 調整料 5,500円(現金のみ) 2. 保定観察料 3,300円 |
観察料 | 2,200円 |
矯正治療費(装置代)は
カードの使用ができます。
お問い合わせ
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