2013年3月27日
部分矯正 MTM (ミニインプラント併用症例)
部分矯正(MTM…マイナー・トゥース・ムーブメント)とは、動かす歯を1本~数本に限定して矯正治療を行う方法です。
今回のケースは左上6が欠損したままであったために左上7の歯が近心に傾斜しています
考えられる治療法として左上⑤6⑦ブリッジ、左上6にインプラント埋入を患者さんに提案いたしました
患者さんはインプラントを選択されました ただこのままだと歯が入るスペースがなくインプラントを埋入することができません
部分矯正(MTM)を行い近心傾斜している左上7を引き起こすことになりました
レントゲン写真でも近心に傾斜しているのが分かります 左上7を引き起こす必要があります
矯正医の協力の下左上457にブラケットを装着、7の遠心部分にミニインプラントを埋入しました
インプラント矯正は基本的には一般的なワイヤーを使った矯正と同じような治療の流れで行われますが
矯正にかかる期間は通常のワイヤーを使った矯正よりもはるかに短くなります。
患者さんの状態にもよりますが、場合によってはワイヤーを使用した矯正の半分程度の治療期間で矯正が終わることもあります。
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