2013年2月8日
前歯部フラップ手術(エムドゲイン併用)
今回は前歯部のフラップ手術(歯肉剥離掻爬術=しにくはくりそうはじゅつ)を行いました
レントゲン写真の画像です
前歯部の骨が溶けてなくなってきているのが分かります
(赤い丸で囲んだ部分)
歯周病の進行によるものです
粘膜を切開し剥離し、不良肉芽(炎症を起こした歯肉)および歯石を除去しました
丸で囲んだ部分が骨が欠損している部分です
歯周病が進行しますと骨が溶けてしまい歯を支える骨がなくなり歯がぐらぐらして最終的には抜けてしまいます
歯周病の怖いところは痛みもないままどんどん進行してしまい、自覚症状が出る頃にはかなり進行してしまっていることです
その後エムドゲインと人工骨を骨が欠損した部位に補填。その後縫合して手術は終了しました
通常はエムドゲインだけですが骨がさらに再生しやすいように人工骨(ハイドロキシアパタイト)を組み合わせて使用しました
保険診療では歯石を取るとそれで終わりですが最先端治療では骨を再生させることができます
いつまでも自分の歯で物を食べることの素晴らしさを皆さんにもお伝えできればと思います
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